ホットミルクの膜を一瞬で好きになる方法
はじめましてこんにちは。シルムッカと申します。フィンランド語で「輪」という意味です。最初自分でも聞きなれなかった名前がようやく馴染んでまいりました。
どうでもいいですね。
さて今日はホットミルクの話です。冬の寒い日に飲みたいですね。
ですが、湯葉みたいなアレ、ホットミルクの膜。
苦手な人も多いのではないでしょうか。
あの牛乳の膜は、実は豆乳からできる湯葉と同じ原理でできるものだそうで、加熱により表面の水分が蒸発することでタンパク質が凝固し、脂肪分などを含む膜が形成されるようです。
この現象は1903年にラムスデン氏が発見したことから、「ラムスデン現象」として知られているそうです。
一瞬で忘れる自信があります「ラムスデン現象」
でも、膜は?膜の名前は?
そう思って調べてみても正式な名称は見つけられませんでした。
ですがあるんです。
私が通っていた保育園ではそれを「みるくの王様」と呼んでいました。
地域限定というか私の通っていた保育園限定かもしれません。
幼き頃のある日。保育園での給食にホットミルクが配られます。
コップに注がれたみるくの中に膜があると言うと先生が「あ。みるくの王様だね。」と教えてくれました。
他の誰かにちょっと小さめの膜があると「それはみるくの王子様かな?」と言ってくれました。
一瞬で好きになりました。
それから私が通っていた保育園ではホットミルクが配られるとみんなが競って探し「やったーみるくの王様がある!ラッキー。」「小さいからみるくの王子様だー。」と言って一気に「膜」の価値が上がったのです。めでたしめでたし。
今でもホットミルクは好きですし膜ができると「あ。みるくの王様。」と思ってしまいます。
名前を変えただけなのにここまで意識を変えてくれるとは。何かのヒントになりそうです。
子供達にも教えたところやっぱり「俺の方が大きい~。大王様~。」と言って喜んでいます。
いとこが来た時も嫌そうだったのに「お。みるくの王様が出来てるね!」と言うと嬉しそうに飲み始めました。
大人は分からないですが、ホットミルクが「膜」のせいで嫌いなお子様いらしたら
「みるくの王様」
是非、使ってみてくださいね。